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スズマサ接骨院 の日記

抗体価

2023.03.30

風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦さんが風しんウイルスに感染すると、出生児に先天性風しん症候群(CRS)が発現する可能性が高くなるとのことです。
CRSの3大症状は先天性心疾患、難聴、白内障で、その他にも網膜症、肝脾腫、血小板減少、糖尿病、発育遅滞、精神発達遅滞、小眼球など多岐にわたる症状発生の可能性があるそうです。
CRS自体の治療法はなく、発現した症状に観血的な治療等で対応するしかないことから、感染の予防が重要とのこと。

風しんは、ほぼ5年ごとの周期で大流行が発生していたかつてのような状況ではないものの、局地的な流行や海外で感染し国内で発症する輸入例が見られるそうで、それに伴いCRS罹患の報告が増加した時期があるそうです。
平成30年の流行では状況を鑑み12月13日に厚生労働省から「風しんに関する追加的対策 骨子」が発表され、翌年2月1日には「予防接種法施行令の一部を改正する政令」、及び「予防接種法施行規則及び予防接種実施規則の一部を改正する省令」が公布、施行されました。又、同日には厚生労働省健康局発の通知「予防接種法施行令の一部を改正する政令等の施行等について」が発出されています。

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性は、これまで風しんの定期予防接種を受ける機会が一度もなかったのだそうです。
前述した近年の流行は、
風しん抗体保有率が低いこの年代の男性が感染の中心となってしまったようです。

成人が感染し発症すると小児よりも重症化し易いため自分を守る意味からも、妊婦さんを守りCRS罹患から新生児を守ると言う社会的な意味からも、「風しんに関する追加的対策」の対象者は、医師の診断に基き可能な限りこれに則った検査、予防接種を受けるのが良いのかなと思います。

因みに、私、抗体検査の結果、抗体価が十分だったそうでワクチン接種不要とのことでした。
記憶にはないのですが、小児期に大流行があった時代を過ごしているので、流行にちゃんと乗って感染し、自然免疫を獲得した以降も大きく下がらず保持できたのでしょう。

ところで、2月4日は皆様ご存じの通りNissyの日では御座いますが、風しん(2フー4シン)の日でもあるそうです。

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